fluxbbのバージョンは手動であげる必要があります。
といっても、基本的にpatchコマンドを叩くだけですが 😛
パッチファイルのダウンロード
まずは最新バージョンへアップグレードするために、
差分ファイルをダウンロードします。
Upgrading – FluxBB
上記リンク先のManually upgradingで、
自分のFluxBBのバージョンを選択します。
Get upgrade filesボタンをクリックすると、
パッチファイルのダウンロードリンクが表示されます。
[patch]リンクからパッチをダウンロードします。
レンタルサーバ等の環境での更新について
さて、ここからアップグレード作業になります。
しかし、patchコマンドを使うことができないレンタルサーバ等は、
主に下記などの方法でアップグレードを行うことになるかと思います。
- 手動でファイルを書き換えていく
- patchコマンドが利用できる環境でパッチを当てる
個人的にヒューマンエラーを防ぐために、一度FluxBBをダウンロードし、
パッチを当ててから再アップロードすることをオススメします XD
FluxBBの更新
ここからはpatchコマンドで、fluxbbのアップグレードを行う方法を説明します。
先ほどダウンロードしてきたパッチファイルをカレントディレクトリにもってきます。
$cd <FluxBBがあるパス> # e.g. $cd /var/www/fluxbb $mv x.x.x.patch <Fluxbbがあるパス> # e.g. $mv 1.5.10.patch /var/www/fluxbb
今回の例ではfluxbbのディレクトリ内にパッチファイルを移動させました。
あとは下記のようにpatchコマンドを叩きます。
$patch -p1 < x.x.x.patch # e.g. $patch -p1 < 1.5.10.patch
patchコマンドのオプションにp1が指定されていますが、
これはパッチファイルに記述された1階層までを無視するために指定しています。
このオプションを指定しない場合、下記のようなエラーが表示されるかと思います。
can't find file to patch at input line 5 Perhaps you used the wrong -p or --strip option? The text leading up to this was: -------------------------- |diff --git a/db_update.php b/db_update.php |index 279214a..f001b5e 100644 |--- a/db_update.php |+++ b/db_update.php --------------------------
lineの後ろの数値や、ファイル名などは異なるかと思いますが、
おおよそ文章が似ているエラーが出力されます。
これはパッチファイルで指定されているディレクトリ(aやb)が存在しないために、
表示されるエラーとのことです。
なのでpatchコマンドのオプションでp1を指定して、
パッチファイル内で記述されている1階層目(aやb)を無視するようにしています 😀
データベースの更新
無事にアップグレードできると、fluxbbのページにアクセスした際に、
データベースのアップデート画面が表示されますので、
パスワードを入力してアップグレードを行ってください。
以上です。