はじめに
iPhoneでElonaのようなローグライクなゲームをプレイしたくなり、AppStoreのアプリを漁っていたところ、
Cataclysm-DDAというゲームを見つけました。
(以下、長いのでC:DDA)
https://apps.apple.com/jp/app/cataclysm-dark-days-ahead/id1017236109?mt=8
iOS版はしばらくアップデートされていないようですが、移植元のPC版は今も開発が続いています。
インストール
インストールには下記方法があります。
- インストーラを使う
- brewでインストール
- ソースからビルド
brew install
最新版のC:DDAをbrewでインストールする場合は、下記のコマンドを用います。
brew install homebrew/games/cataclysm --with-tiles --HEAD
ただし、Luaサポート含む、他のオプションがないようなので、色々とオプションを指定したい場合は自分でビルドしましょう。
ソースからビルド
ビルドするにあたって必要なライブラリを用意します。
brewがインストールされていると、コマンドを叩くだけでいいのですごく楽!
今回はサウンド機能オン、Luaサポート有り、日本語でプレイできるようビルドしていきます。
brew install lua brew install sdl2 sdl2_image sdl2_ttf brew install sdl2_mixer libvorbis libogg brew tap homebrew/dupes brew install gettext ncurses brew link --force gettext ncurses
gitリポジトリからC:DDAのソースコードをcloneしてきます。
git clone https://github.com/CleverRaven/Cataclysm-DDA.git
あとはオプションを指定して、makeコマンドを実行するだけです。
ビルドにjオプションを使うとエラーを吐くので、使わずにmakeします。
make NATIVE=osx OSX_MIN=10.7 RELEASE=1 TILES=1 SOUND=1 LOCALIZE=1 LANGUAGES="ja" CLANG=1 LUA=1
それなりに時間がかかるのでゆっくり待ちます。
(Macbook Pro 2.5GHzで20分くらいかかりました)
ちなみに、ビルドし終えたら競合しないように、gettextとncursesをアンリンクしておきましょう。
brew unlink gettext ncurses
makeが終わったら下記コマンドでC:DDAを立ち上げましょう。
./cataclysm-tiles
終わりに
MODをサポートしているので、普段プログラミングをしないひとでも容易に拡張できます。
Luaを使うことで複雑な処理もできるようです。
(Luaサポート必須)
ちなみにC:DDAのAndroid版は現在も更新され続けており、操作方法もiOS版と比較してかなり最適化されています。
iPhoneユーザとしてはかなり羨ましい…