コマンドプロンプトを起動する
WindowsキーとRキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」を起動する。
名前(O)にcmdと入力する。
CtrlキーとShiftキーを押しながら、Enterキーを押す。
ユーザー制御画面が表示され、「このアプリがこのデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれるので、「はい」をクリックする。
所有者を変更する
所有者を変更するコマンド、takeownを使用する。スペースが含まれるファイル名は””(ダブルクォーテーション)で囲む。
takeown /F "<所有者を変更したいファイル>"
例:takeown /F "Sample.txt"
フォルダ内の全ファイルの所有者を変更する場合
フォルダの中にあるファイルの所有者を全て変更したい場合は、/Rオプションを使用する。
takeown /F "<所有者を変更したいフォルダ>" /R
例:takeown /F "My Folder\Samples" /R
アクセス権限を変更する
所有者を変更しただけでは、ファイルを読み込んだり、書き込んだりできないことがある。
そこでアクセス権限を変更するコマンド、icaclsを使用する。スペースが含まれるファイル名は””(ダブルクォーテーション)で囲む。
icacls "<アクセス権限を変更したいファイル>" /grant <ユーザー名>:F
例:icacls "sample.txt" /grant tarou:F
ユーザーがわからない場合
ユーザー名がわからない場合、whoamiコマンドを実行する。実行した結果表示される名前が、現在ログオンしているユーザーの名前になる。
フォルダ内の全ファイルのアクセス権限を変更する場合
フォルダの中にあるファイルのアクセス権限を全て変更したい場合は、/tオプションを使用する。
icacls "<アクセス権限を変更したいフォルダ>\*" /grant <ユーザー名>:F /t
例:icacls "My Folder\Samples\*" /grant tarou:F /t