CKEditorはHTML上で動作するWYSIWYGエディタです。
機能がとても多く(もちろんシンプルなバージョンもあり)、
個人的に好きなエディタのひとつです 😀
今回はCDNから読み込んだ、
CKEditorのオプションを変更する方法の紹介です。
環境
CKEditor
- ver.4.5.10
- fullパッケージ
HTMLで読み込み
目的に応じたCKEditorのjsファイルをCDNから読み込みましょう。
CKEditor CDN
<script src="//cdn.ckeditor.com/4.5.10/full/ckeditor.js"></script>
上のscriptタグでは、CKEditor version 4.5.10のfullパッケージを読み込みます。
textareaに適応
textareaタグでCKEditorを使ってみましょう。
<textarea name="ckeditor"></textarea> <script type="text/javascript"> CKEDITOR.replace( 'ckeditor' ); </script>
たったこれだけでCKEditorが使えます。すごい XD
textareaのname属性に合わせて、CKEDITOR.replaceの引数を変えてください。
プラグインの追加
CKEditorには有志の方々が開発している拡張機能が数多くあります。
CDNからCKEditorを読み込んだ場合でも、プラグインを利用できます。
http://ckeditor.com/addons/plugins/all
上記URLから導入したいプラグインをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍して、サーバにアップロードします。
ブラウザからアクセスできるところなら、
どこにアップロードしても大丈夫です。
(僕は/js/ckeditor/pluginsフォルダにまとめるようにしています)
あとは、CKEditorを適用しているscriptタグ内で、
下記のようにプラグイン名とフォルダの場所を指定してあげれば、
インストールは完了です。
<textarea name="ckeditor"></textarea> <script type="text/javascript"> CKEDITOR.plugins.addExternal( 'プラグイン名', '/js/ckeditor/plugins/プラグイン名/', 'plugin.js' ); // e.g. CKEDITOR.plugins.addExternal( 'flash', '/js/ckeditor/plugins/flash/', 'plugin.js' ); CKEDITOR.replace('ckeditor', { // ... extraPlugins: 'プラグイン名', // e.g. extraPlugins: 'flash', // ... }); </script>
プラグインによっては、extraPluginsでプラグイン名を指定して、
プラグインを有効化させる必要があります。
上のソースでは、例としてコメントアウト部分に、
flashプラグインを有効化させるコードを書いています。
不要なプラグインの削除
これだけでも十分なのですが、fullパッケージの中には不要なプラグインもあるでしょう。
例えば、ブログのエディタとして使おうと思っているので、余計な機能をつけたくない。
フォームボタンを消したい X<
そんな時は下記のように、ツールバーをカスタマイズできます。
<textarea name="ckeditor"></textarea> <script type="text/javascript"> CKEDITOR.replace('ckeditor', { // ... removePlugins: 'forms', // ... }); </script>
removePluginsに削除したいプラグインを指定すると、
ツールバーから削除することができます。
(今回の例ではフォーム)